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CHINA CHINA2

中国滞在記。
気が向いたときだけ書いています。
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まず槐より始めよ
大連生活も早2年。
もう言葉を憶えようという意欲さえなくなってきた今日この頃。
私はこの2年でなにを学んだのだろうか・・・・
とつらつら考えるに、1つこれは、というものがあった。

スリを見分けること。

これほど生活に根付いたものはない。
ひとえに2年もの間中国で(無駄に)生活した賜物である。
心して聞かれたい。

まず、中国人のほとんどがちんたらと道を歩いている。
牛歩戦術としか思えない。
歩いているときはいつもこれらを避けながら歩くので
自分が駒になって延々と続くダイヤモンドゲームをしているような気分になる。
しかし、追い抜くタイミングを間違えると
タンがかかったり、手鼻攻撃を浴びたり、歩きタバコで火傷を負ったりするので
注意が必要である。
なので、絶対といっていいほど私と同じ速度で歩く人などいないのである。
しかし、その私の後ろをぴったりとくっついてくる奴がたまにいる。
ここがポイント。それスリ。

次に、追い越しても、追い越しても
気づくといつも私の前にいる2,3人の男がいたら
はい、ここがポイント2、それスリ。
前に立ちはだかることで、歩くスピードを落とさせ、
もう一人別の奴が財布を抜くという、手口。
ちなみに、そいつが鞄に手を掛けた瞬間に振り向いて、
睨みつけると「わはは、勝った!」という優越感に浸ることができる。

ついでに、先日会社からの帰り道に
すごい悪臭がするので振り向いたところ
1メートルほど後方にランニングシャツの男がいた。
悪臭はそいつのワキガが原因で、それが風に乗って臭ったのだ。
あまりに臭かったので、スピードを落としてそいつを先に行かせると
おもむろに更に前を歩いていた女性のウェストポーチを開けようとしていた・・・。
はい、そいつもスリ。
だけど、(たぶん臭かったからだろうが)すぐにばれていた。
スリがしたかったら、まず風呂より始めよ。

スリといえば、一度やってみたいと思っていたのだが
いらない財布に
「お疲れ」とだけ書いた紙をいれたものを
掏らせてみたい。
すげえ、腹立つだろうなあ、それ。
Posted by kk18
- / 12:39 / comments(1) / trackbacks(2)
ドアなしトイレ
ドアなしトイレ、いわゆる「ニーハオトイレ」を使用することにあまり抵抗がない。

なんというか、銭湯を利用するのと同じ感覚である。
風呂に入るか、排泄するかの違いだけだ。

銭湯で人の体をじろじろみないのと同じように
排泄状況をじろじろみないという暗黙了解みたいなものがある。

たかがうんこくらい誰でもするではないか、ということだ。

しかしそれは、最初からドアがないトイレに限られる。
ドアがついていれば、ちゃんと閉めないと、と思う。

今日私はドアのあるトイレに入った。
と思ったら、目の前に和式トイレに座った女性が
鎮座しており、ドアは全開であった。
目が合ったが、その女性があまりに堂々としていたので
そのまま正面に立っていたところ(呆然としていた)
彼女はおもむろに小冊子を取り出し、それを読み始め
ゆっくりと目を通した後、立ち上がりズボンを上げて
そのまま私を眺めながら、横を通り過ぎて出て行ったのだった。


せめて水くらい流してけよ!!
Posted by kk18
- / 22:26 / comments(2) / trackbacks(2)
ワン切り
さきほど、携帯電話に着信があり、一回コールして切れた。
いわゆる「ワン切り」と呼ばれている、アレだ。

私は、基本的に登録されている番号の人のものしか電話にでない。
着信があったとしても、登録されていないなら掛け直さない。
よっぽどの急用ということなら、何度でも電話してくるだろう。
10回くらい電話してきたら、11回目で出てやってもよい。

そんなわけで、いつもは掛け直さないところである。
しかし、今日はたまたまものすごく機嫌がよかった。
なので掛け直してみたところ、
へんな女性の声で音声ガイダンスのようなものが聞こえるが
何を言ってるのか全く分からなかったので、すぐに切った。
後で考えたら「着信アリ」の中国版みたいなのだったのだろうか。

これがまた、全然怖くない。
考えてみるに言葉だけで恐怖を伝えようと
どんなに渾身の演技をしようとも
やっぱり言葉がわからないと、せっかくの恐怖効果も激減するのだなと思った。

せめて「呪いの言葉」くらいは聞き取れるようになりたいものだ。
Posted by kk18
- / 00:57 / comments(1) / trackbacks(1)